初めての方もそうでない方も、こんにちは、千歳です。
私、最近思うんです。
ハラスメントの種類増えすぎじゃね?
いろんなハラスメントが出てきていますが、ぶっちゃけパワハラ、セクハラ、カスハラの3種類で大体分けられませんか?
細分化しすぎると、これはどれだ?となってしまって、訴えるときに大変になる気がするんですよね。(そもそも訴える事態にまで発展するハラスメントがいくつあるのか…という話ですが🤔)
アルハラもパワハラに入りますし、最近出てきたハラスメントに関しては「…それは、ハラスメントになるのか?」と疑問になるようなものばかりな気がするんですよね😅
そもそも、ハラスメントと思うかどうかって、受けた本人がどう思うかなんですよね。
でも、そこの見極めが難しい気がします。
ここからは、最近見たハラスメントの話題を色々ぶっ込んでいきます。
周囲がハラスメントや悪口と判断して叩かれる
最近あった内容といえば、某テレビ局のアナウンサーが先輩アナウンサーにイジリかいじめか、一見すると見分けがつかない事で世間が騒いでいましたよね。
部外者の人たちがあれこれ騒いでも、当人同士の関係性が分からないと判断できないんですよね。
バラエティ番組のゲストのイジリもこれに入りますよね。
イジリによる笑いがないと成立しないバラエティ番組。
今はアイドルや俳優でも結構イジられてますよね。
でも、イジられる側はイジって貰いたい、むしろイジってもらえるのが嬉しいって感じの人が多いみたいなんですよ。
多分イジられるのが嫌な人はバラエティの出演断ってると思います。
それなのに、バラエティでイジられているのを見て、「可哀想」「アイツ嫌い」「ゲストとして呼んでもらってるのに態度が悪い」など、まるで本当に悪意を持って相手をディスっているように見ているんですよね。
イジリをハラスメントや悪口を言っていると考えてしまい、言ってる側を過剰に攻撃してしまうんですよね。
もちろん、好きな芸能人がイジられていて、言い方がキツくて可哀想と思う時もあるかもしれませんが、大体は打ち合わせで決められてると思うんです。
何の打ち合わせもなく、いきなり本番でボロクソに言われると言うのはなかなかないと思います。(そう信じたい)
一般企業の会議だって、会議の資料を誰も確認せずに作らせて、会議でボロクソに言うなんてないですよね?…無いですよね(震え声)
そうやって段取りが決められている中で進められているのがバラエティだと思うんです。
イジる側も、イジる相手のファンからある程度悪く思われたりはするだろうなとは思いながらイジっているとは思いますが、過剰に叩かれてしまうと、もうその相手には当たり障りのない発言しかできなくなってしまいますよね。
イジるたびに自分が極悪人みたいな言い方されたら、流石にイジるのが嫌になってしまうと思いますから。
そんなことで嫌になっていたら芸能界やっていけないと思った方、芸能人も人間です。
AIやロボットではないんです。
感情がある人間である以上、何言われても痛くも痒くもねーぜ⭐️…なんて本心で言える人いないんです。
それに、叩いている人のやっていることもハラスメントに並ぶ行為だとわかっていますか?
ハラスメントの意味は、人を困らせること、嫌がらせという意味です。
一方を守るためならもう一方には何を言ってもいいなんて事はありません。
そういう考え方が、セクシー田中さんの原作者のような方を生み出してしまうんだと思います。
少なくともあの方のあの出来事には、製作陣のやり方の他にも、どちらが真の悪なのかと言う世間の動向を見て、追い詰められたところもあると思っています。
忘れかけているかもしれませんが、ryuchellにも同じことが言えると思います。
ホルモン投与によりメンタルが不安定になり、最悪の選択をする願望が生まれてしまう事があるとは認識していますが、SNSでの酷い誹謗中傷を見て、それだけなはずが無いだろう、中傷もryuchellの出来事に十分関係しているに決まっている、そんな事を言っているのは責任逃れしようとしている人か、自身の発言でペコちゃんが救われていたはずと信じて疑わない人、ryuchellを絶対悪と思い込んでいた人だろうと思っています。
当人同士にしか分からないはずのことを、さも自分は全て知っていると思っている人が多すぎる気がします。
自分自身のことも全て分かっているのか危ういのに、他人、しかもテレビの向こう側の人のことなんかわかるはずが無いのです。
いいことを信じるのはとてもいいことですが、悪いことを鵜呑みにして信じて相手を攻撃するのは一番やってはいけないことです。
ハラスメントを逆に利用してね?
これは私の友達にあったことなのですが、今まで働いていた職場でパワハラをしていると言われて呼び出されたようです。
訴えた本人は、職場内で仕事覚えが悪く、そのくせプライドが高くて非を認めず、仕事を覚えられないのは教え方が悪いからと考えるような人だったようです。
しかし、もはやそれ以前の問題で、仕事に遅刻すると言う連絡を、職場に直接連絡するのではなく、なぜかその日休みの人にする(その人がその日休みだと言うのは連絡されていた)、翌日その件について話したが、よく理解できていない状態…。
それでも根気強く教えていたが、パワハラされたと言われて何もかもどうでも良くなったらしく、職場の人から必死に止められたらしいのですがあっさり退職。
その代わり、今後一切自分に関わらないでくださいと言ったそうです。
法律関係の勉強をしていた子で、その手の分野に詳しいため、変に抗議して裁判沙汰にされたら面倒だ、職場にもそこまでして残ろうと思うほどでもなかったのでやめたそうです。
周囲の話から、どうやらあれこれダメ出しをしてくる(実質効率の悪い作業の仕方や間違ったやり方を直すために指導していたらしいので嫌がらせのために行っていたわけでは無いとのこと)友達が気に食わなかったのと、その職場自体にも不満を持っていて、これを機にパワハラ話をでっちあげ、自分を他の場所に移してもらおうと言う考えだったそうです。
ちなみにその後、思った通りに行かなかったからか、訴えた本人もあっさりやめてしまったそうです。
それを聞いた時、私は愕然としました。
被害者を守るはずのハラスメントが、こんなことに利用されていると言うことに…。
これだけの量のハラスメントができたそもそもの理由って、そう言うもので済まされてきた悪習をどげんかせんといかん、真面目に働く人が、意地の悪い人間や下心のある人間などにダメにされないように出来たものだったはずですよね?
何故こんな使われ方をするようになったのか…そんなの言うまでも無いですよね…
被害者ぶって嫌な人をやめさせようとする狡賢い人がいる
自分の指導者や上司がうざいから、その人にハラスメントを受けていると言って追い出してしまえという考えの人ですね。
今って上司でもビシバシ指導なんてできないみたいです。
すぐ〇〇ハラスメントとか訴えられちゃうみたいなんですよ。
だから腫れ物に触れるような感じで接しているとかいないとか…(場所によります。)
叔母の職場でハラスメント講座みたいなものがあって、期待してるよとか、頑張ってねと言いながら肩を叩くのもハラスメントらしいんです。
じゃあクビにするときの肩叩きもダメなのかと思いました←
他にも何気ない言動もハラスメント扱いされるようで、下手に何も言えないじゃん!って思いながら聞いていました。
まあそれが有能な人だったら困るのは追い出した会社の方なんですけどね〜。
仕事回らなくなりますよ〜。
そうなってから相手の会社への貢献度がわかるんですよね。
前職で、立て続けに若手が転職したり派遣切りしたりして、会社が回らなくなって正社員も現場作業員も悲鳴あげていました←そんな中限界迎えて辞めたうちの1人が私です⭐︎
組織ぐるみで辞めさせるパターン
最近だと、兵庫県の斎藤知事がそれなんじゃないかと思ってしまいます。
ことの発端は、職員2人の自殺の原因が、斎藤知事のパワハラだったのではないかと言われたことだと思います。
そこから、パワハラ知事を辞めさせろという流れになり、辞職して県庁を去る際、職員は誰も見送りに来なかったという状態だったようです。
自分の県の知事ではなかったので、SNS等に自分の感想等は発信していませんでしたがひでぇ知事もいるもんだな〜と思っていました。
しかし、本当に職員の自殺の原因は知事のパワハラだったのか?という感じになってきていますよね?
上からの圧力があったのではないかとか、百条委員会で見られては困るものが職場のパソコンの中にあり、それが真の自殺の原因だったのだはないかとか、事実も明るみになっていないうちから知事がパワハラをしていたことを決めつけるような感じになり、知事はもちろん、家族まで誹謗中傷を受けていたようです。
一つ言いたいことは、例え知事がパワハラをして、それが職員の自殺の原因になったとしても、私たちが中傷をしていい理由にはならないんですよ?
誹謗中傷が起きると大体出てくるのが、
【状況も碌に理解していないのに、中傷されている人をノリで叩き出す人】
です。
これは本当にやめてください。
軽いノリで人を殺すレベルで傷つけている事に気づいてください。
炎上が起きると必ずそう言う人がいるんですよね。
以前の私だったら立ち向かってたんですけど、改心しないのでいくら言っても直さない、しかも私の行動のせいで叩かれてる側が悪く思われてしまうことがあると聞いたので、今は黙って中指立てながら通報しています。🖕
最後に…
ハラスメントの種類が多くなっている今、この言葉は、本当に弱者を守る物になっているのか、疑問に思っています。
ハラスメントというものは被害を受けている人を守るために必要ですが、細分化しすぎると混乱したり、悪用されたりする危険が出てきます。
なぜかこういうものが生まれると悪用する人が出てくるんですよね〜爆ぜればいいのに←
そして、何でもかんでもハラスメントと決めつけて、親しいからこそできるいじりも出来なくなってしまうと、人間関係もうまく構築出来なくなってしまう事になると思います。
いじっていると思ったら本人はいじめられていると思っているのもよくないですが、仲良くていじられているだけなのにハラスメントされていると思われて報告されてしまったりして気まずくなるのもよくないと思います。
また、本来守るべき制度が逆手に取られて、悪意ある告発が行われることもあると思います。
ハラスメントの言葉の意味は、嫌がらせや他人を困らせる行為とありますが、それを悪用して誰かを攻撃しては、新たなハラスメントを産んでしまっていると思います。
そして、ハラスメントを細分化すればするほど、人との接し方が難しくなり、コミュニケーションを取るのが困難になってきてしまうと思います。
さらに第三者から見てハラスメントだと思ったらそうじゃなかったでござるということで周囲が騒ぐ事によって、当人達の人間関係にもヒビが入ってしまうかも知れません。
これらのことを見て、ハラスメントという言葉は、もっと慎重に使うべきなのではないかと考えます。
流行語のようになっている〇〇ハラスメントと言う言葉ですが、流行ではなく後世に残る、しっかり本当の被害者を守れる言葉になってくれるよう祈るばかりです。
では今回はこの辺で失礼します🔚
アイキャッチイラスト:いらすとや様