異世界転生モノの新境地!?「悪役令嬢転生おじさん」が他作品と一線を画す理由とは?

アニメ・漫画

初めての方もそうでない方も、こんにちは、千歳です。

今回は、今人気になっている悪役令嬢転生おじさんについて、語り散らかしていきたいと思います。

1月からアニメ放送されていたこの作品、私は最初「あーよくある転生ものかぁ…まあ見なくていいかな」なんて考えていたのですが、そんな事を考えていた当時の私を殴りたくなりました←

アニメ第9話が放送されたあたりで、主人公のグレイス(屯田林憲三郎)が銀河鉄道999を歌っていた所をSNSで見かけて、なにコレ絶対面白いじゃん!と思い、アマプラに入っていることを良いことに全話イッキ見しました。

そしてハマりました!

そして原作も買っちゃったんですよね!全巻←

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まず1巻読んで見るかという方はこちらからどうぞ↓

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えーでは、ここからこの作品の内容と、私が読んだ感想を言っていきたいと思います。

後半にはネタバレも含みますので、まだアニメの内容以降は知りたくないという方は読むまでそのコーナーは読まないでください。

では行きます。

悪役令嬢転生おじさんの内容

主人公は公務員の52歳男性、屯田林憲三郎。

彼は公私ともに平凡ながらも充実した幸せな生活を送っていた。

しかし、会社帰りにボールを取りに車道に飛び出し、トラックに轢かれそうになった子どもを助け、自らがトラックに撥ねられてしまう。

そして目覚めると、娘の日菜子がプレイしていた乙女ゲーム、【マジカル学園 ラブ&ビースト】の世界に転生していたのだ。

よくある転生モノの世界に自身が迷い込んだことはすんなり受け入れ、法則的に自分はトラックに撥ねられて死に、この世界に転生してしまったのだと解釈、そして自身がそのゲーム内で悪役令嬢ポジションに居る、グレイス・オーヴェルヌとして生きていくことになったと理解し、己の行動を世界観に合わせて変換してくれる機能【優雅変換〜エレガントチート〜】と、これまでの社会人生活での経験を駆使して物語を進めていくことになる。

しかし、実は憲三郎は現実世界で生きていた。

奇跡的に目立った外傷もなく、脳に異常もなし、しかし目は覚めず、夢を見ているような状態になっているという。

その精神が、ゲーム内に入っているという状態で、転生というより転送と言う感じになっていた。

そして、それを知った日菜子と母美津子はゲーム外から、ビーストのオリオンを介して、グレイス(憲三郎)をサポートしながらゲームクリアを目指すという、ゲーム世界と現実世界に場面が変わりながら物語が進んでいく。

 

私が今まで見た異世界転生モノとの違い

この作品を読んで、私が今まで見てきた転生モノの作品との明確な違いはズバリ、主人公が現実世界でも充実した日々を送っていたことです←

少なくとも私が見てきた転生モノは、自身の自虐や現実的な立場含め、お世辞にも充実している状態とは言えないものが多く、大体が人生どん底の状態で異世界転生し、人生逆転をシていくというものが多かった気がします。

すごく言い方悪くすると、現実世界で発揮されなかった才能が異世界で大いに発揮され、ゴミ扱いされていた時から人生がガラリと変わるという、人生全体が転生により良い方に転がる状態でした。

しかし、この作品の主人公は、公務員という安定した職につき、家族3人仲良く暮らし、自身の趣味も充実しているという個人的に究極のリア充おじさんなのです←

でも、究極に人ができているので嫌味もなく、むしろこんな人が私のお父さんだったらなぁと思ってしまうほど素晴らしい人なのです!

そのため、主人公が生存しているということを知るまでは、このゲームでの物語が終わったら、どうか現実世界で生き返ってくれないだろうか…と願ってしまうほどでした。

生存しているのを知ってからは、安心した気持ちでやり取りを見られるようになりました。(アニメが放送される内容までだと、まだまだ終わる気配はありませんが…原作も新たな展開に突入して終わりそうにありませんね〜うれしいかぎりです)

…とまあこのように、他の転生モノとの違いは、主人公が現実世界でも充実した日々を過ごしていたことと、実は死んでいないということなんですよね。

転生という言葉を入れておきながら死んでいないとは詐欺ではないか!と思うかも知れませんが、この主人公の場合はどちらの世界でも必要とされている状態なので良いんじゃないかなと思いました。

こういう内容はなかなか見ないものなので、新鮮な気持ちで楽しめる作品だと思います。

 

アニメで放送された話の後の展開(アニメ勢ネタバレ注意)とまとめ

では、この先原作未読の人にはネタバレとなる内容がたくさん含まれてきます。

見たくない方はブラウザバックしてお戻りください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では行きます。

アニメでは学園祭辺りまでの話で終りを迎えそうな状態ですが、原作で言うと4巻までの内容で、原作は2025年3月30日現在で8巻まで発売されています。

学園祭の後も、学園内のダンジョンでモンスターと戦ったり、グレイスの誕生日パーティーがあったり、ハロウィンで自身が現実世界で生きていることが分かったり、何故か主人公が昔やっていたゲームのキャラクターがこちら側のゲームの世界にやってきたり、どうやら主人公の精神がゲームの中に入っただけでなく、それによって作品の中の様子も変わってきてしまっているようで…これからどうなっていくのか!?という感じなんです。

個人的に、主人公と家族が次元を超えて一瞬だけ会ったりするところを見てテンション上がりました⤴︎

いや~久しぶりに先が気になる展開の漫画に出会いました。

皆さんも気になったら是非見てみてください。

多分よくある転生モノに苦手意識を持っている人ほどハマってしまう作品だと思います。

 

最後に、悪役令嬢と呼ばれるようになってしまったグレイスについて、今後期待したいこと

私が思うに、グレイスは公爵家に生まれ、いずれは王家に嫁ぐ身であり、自身の行いが大きく影響されてしまうことを知っていたたため、自分にも他人にも厳しくなってしまっていたのではないでしょうか?

しかし、厳しさの中に優しさを含む余裕が年齢的にまだ出来ない状態だっったため、悪役令嬢や怖いと言われてしまっていたのだとお思います。

それが憲三郎の精神がグレイスの中に憑依したため、グレイスが得た淑女教育や貴族としての立ち居振る舞いに憲三郎の長年の社会人経験からの円滑な人間関係の構築、人を教育するためのノウハウが合わさり、あの年齢にしてかなり人としてできた状態に仕上がったんだと思います。

希望としては、このままグレイスの精神に憲三郎のコミュニケーション能力が追加されて、憲三郎が現実世界で意識を取り戻した後も、周囲の人達と和気あいあいとした雰囲気で生きていけるようになったら良いなと思っています。

そんな感じです。

ではこの辺で🔚

 

アイキャッチ画像:いらすとや様

天翔 千歳

どうも、生まれてから今まで人生の路頭に迷っている、喋る方のコミュニケーションはてんで苦手、治りかけの不安神経症と共存するために四苦八苦している現在アラサーの女、天翔千歳(アマカケルチトセ)です。

厨二病みたいな名前だと思われるかもしれませんが、今まで飼っていた猫の名前を合わせて作った名前です。

アメブロで同名のブログを書いていたのですが、本格的に稼ぐにはやっぱWordPressか!と思い勢いで作りました←

とりあえず今は1人でもたくさんの人に読んでもらえるようにブログを書いていこうと思います。

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