初めての方もそうでない方も、こんにちは、千歳です。
今回は、友達と映画【ウィキッド ふたりの魔女】を見た感想を話していきたいと思います。

あらすじをざっくり言いながら感想
私はこの作品を、名前だけしか知らない状態でした。
舞台も見にいったことはなく、事前にざっくりと内容を見聞きし、映画を見に行きました。
エルファバは生まれつき肌の色が緑色で、不思議な力を使うことが出来、その見た目と能力から父に忌み嫌われ、次女のネッサローズを過保護に可愛がり、ネッサローズからも何かあるとエルファバのせいにされるような状態であった。
そんな中、ネッサローズのシズ大学への入学が決まり、何やかんやあってエルファバも入学することになり、人気者のグリンダと同室になってしまった。
ここでも色々あってグリンダとは衝突を繰り返しますが、ダンスパーティーでの出来事をきっかけに仲良くなり、唯一無二の親友になります。
しかし、幸せな日々は長く続くことはなく…エルファバはオズの魔法使いによってエメラルドシティに招待され、魔力を利用された挙げ句、真実を知ったエルファバを悪い魔女と広められてしまった。
しかし、この世界が世の正義というのであれば、エルファバは変えてみせると誓った。
共に来たグリンダにも協力を求めるが、皆の人気者でありたい、善い人でありたいと常に思っていたグリンダは、親友からの頼みでも受けることが出来ず、見送る形で別れることとなった。(映画では共に箒で飛ぼうとした所をオズの手下的存在にグリンダのみ捕らえられる形になっていたが、一緒に来てほしいというエルファバの頼みに、グリンダは最後まで答えなかった。)
感想は、コミカルなシーンがあって面白く、時にシリアスなシーンもあり、そのバランス感が絶妙だなと思いました。
多様性を感じながらも押し付けがましくない良き世界観
あと、制服に個性があって、特に私が良いなと思ったのは、スカートとズボンが半々になっている制服でした。
あんな制服があったら私も着てみたかったな〜と思いました。
あれも一種の多様性を表現していたのでしょうか?
あの世界は、ファンタジーな世界の中にアメリカの社会問題を散りばめていた作品のようなので、もしかしたら差別されていた人間には一切の自由がなく、差別されていない人間には自由があるというものを表現していたのかも知れません…しらんけど←
最近はポリコレが目立っていたような感じだったので、そういう事を考えずに見られる作品で良かったと思いました。
こういうのが良いんだよという感じの作品でした。
あと、何と言っても最後のエルファバのあの歌ですよね。
Defying Gravity…世界を変える決意をし、オズの魔法使いに反する行動を起こして悪い魔女になることにしたエルファバの決意の歌です。
吹替版で見ましたが、歌声と映像で泣きました。
今まで差別されることに対して、気にしないふりをし、魔法を使わないように気をつけて生きてきました。
そんな自分の力が誰かの役に立つ…オズの魔法使いの役に立てば、きっとこの世界はいい方向に近づく…そう思っていたのに、動物たちから知恵を奪い、服従させようとしていたのは他ならぬオズの魔法使いで、モリブル先生もその仲間だったのです。
自分は利用された…認められたわけではない、道具のように使われただけだ。
巨大な権力が、世界を悪い方向に進めていこうとしているなら、魔法が使える私がいい方向に変えていくしかないじゃない!それが例え、世界から見れば悪い行いに見えたとしても…
そんな思いが込められた歌だったと私は感じました。
パート1ではここで終わり、パートに続きます。
非常に続きが気になるところで終わりましたね。
舞台版だと第一幕がパート1、第二幕がパート2のようです。
今からパート2が楽しみです₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾
ではこの辺で🔚
アイキャッチ画像:いらすとや様
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